えのログ

人生五里霧中

君よ、サザエさんの花沢さんの瞳に屈しているか

世の中の人それぞれだが、みんな「様付けしたくなるキャラ」がいたと思う。
ディオ様だとかハマーン様だとかラインハルト様だとか……
この「様付けしたくなる現象」は第二次成長期などに
 
 (あれ?こいつ結構俗物では…??)
 
 みたいな感情の生まれと共に消えてしまうことが多い。
 
つまり、「様付けからの卒業」人はこの通過儀礼を持って大人になっていくのだ。
何が言いたいかこの記事を読んでくれている人はわかってくれると思う。
 
「花沢さん」に敬称を付けない人はいない。
 
世の中の人間は皆「花沢さん」と言っている。
 
人々は花沢さんにカリスマを感じているのだ。

 

「いや?俺は花沢と呼び捨てにするが??」
「花沢をさん付けとか花沢に媚びるのもいい加減にしろよ」
 
と文句を言う人、自分を振り返ってみてほしい、花沢さんを知ったような彼氏面とかお前は花沢さんの何を知っているんだ、と……
そんなの、Twitterで晒されるイキりオタクじゃないか。
きっとそれは辛く悲しいことだ。
今ならまだ間に合うので己を振り返ってみてほしい。
 
サザエさん』というタイトル通り「サザエさん」は「サザエさん」じゃん。
というツッコミもあるかもしれない。
だがそれはタイトルだ、波平がサザエさんを呼び捨てにするように『サザエさん』のサザエへの「さん付け」はあくまで『アニメタイトル』であり、『特定のキャラへの敬称』に過ぎない。
 
でも花沢さんは違う。
人が花沢さんに言及する時、「花沢」という人はいない。
 
ーー花沢さんというのだ。
 
そもそも日常生活で花沢さんについて力説したことはないが、これが僕の認識だ。
 
振り返ってみると自分が小さい頃には花沢さんに「さん付け」をしなかった時代もあったかもしれない。
何もわかっていない子供だった。
ただの思春期のイキりだった。
時を経て、自分がいかにちっぽけな存在だったか理解できた。
 
このインターネット砂漠、『花沢』と検索しても花沢さんは出てこない。
『花沢さん』と検索して初めてサザエさんの花沢さんをGoogleは認識するのだ。
 
例えば、日本と関わりのある外国のリーダーがですよ、国際スピーチとかの場で、
 
「そういえば花沢とかいう女がいたなサザエさんにはHAHAHA」
 
 とか言うじゃないですか。
 
戦争でしょ、そんなの。
 
国家のイメージに泥を塗る行為ですよ、
 
「この国のリーダー、つまり代表は花沢さんにさん付けも出来ない人間なんだ…」
 
って世論が動きますよ。
 
これだけ花沢さんについて文章を書いておいてほぼ勢いで書いている、ここのところ真剣にサザエさんと向き合っていない。
僕は人生の中で花沢さんと向き合ってこなかったのだ。
人生をどうでも良い時間に費やして花沢さんと向き合うことをおろそかにしてしまっていた。
 
そして多分今がその時なのだと思った。
 
そう言うわけで今日、2018年2月25日(日曜日)、僕はサザエさんを見ることにした。
 
今日は友達と昼間から焼肉を食べる会をしていたのだけど花沢さんと向き合うために
 
サザエさんを観るから17時には解散してくれ」
サザエさんが急に見たくなったんだ」
「人生でこんなにサザエさんみたいのはじめてだ」
 
といい続けていた。
あらためて書き出すと新興宗教にはまった人間のようだ。
 
理由を説明しろよと思うかもしれないが
 ブログで何を書くつもりか話すとブログを書く意欲が話した時点で満足して消滅するため、
だから頑なに
 
 「サザエさん見るから」
 
だけで乗り切った。
端から見たら狂っていた。えのきは正気です。
ちなみに今日は牛角に行った。食べ放題って素敵な響きだと思う。
 
帰宅した時は18時前だったので風呂に入って暇をつぶした。
まるで気分は花沢さんへの供物だった。
僕は花沢さんのさん付けの真偽を確かめるだけに友人との食事を切り捨て、
風呂に入り、居間を占拠した。
 
ーー後戻りなど、できないのだ。
 
18:30
 
サザエさんが始まった。
サザエさんは3本立て、花沢さん登場の期待は大だ。
 
 
1本目、即カツオ、これは期待ができる。
 
なにせ今日花沢さんがでなければ、ここまで身構えた意味がないのだ。
まるで花沢さにガチ恋しているかのような執念が今日のえのきにはあった。
 
そして
 
 
花沢さんだ!!

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花沢さんだあああああ!!!!!!!
 

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花沢さんだあああああ!!!!!!!
※リアルタイム視聴かつPCにキャプチャを取り込むことができなかったので
 花沢さん登場をAAで代用しています。
 
花沢さんに備えた時間がここまで花沢さんが出るのを楽しみにさせるなんて自分では予想できなかった。
 
Bパート、花沢さんがカツオの隣でお弁当を食べる。
 
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ここまでくると否応なしに花沢さん三連勝の期待が高まっていたが、
残念ながら今週は花沢さんは3本目にはでなかった。
 
3本目の視聴が終わり、脱力感に襲われた。
普段のサザエさん症候群とは違う脱力感だった。心地よい、弛緩だった。
 
こんなにもサザエさんに対して覚悟を決めてみた回はなかった。
いかに自分がサザエさんと向き合ってこなかったかを痛感する日曜日だった。
 
日曜日が終わるのが憂鬱だ、とか
気持ちはとてもよくわかる。僕も日曜日の憂鬱を嘆いたことがあるしこれからも嘆くだろう。
でも、それだけ憂鬱ならば一度花沢さんと向き合う時間を取ってみるのも人生には必要なのかもしれない……
えのきは少なくとも今日はそう感じた1日だった。
 
2月25日サザエさん 花沢さん戦績
1本目 ⚪︎
2本目 ⚪︎
3本目 ×(花沢さん登場なし)
 
これからも花沢さんのオーラに対しては可能な限り注意は払っていきたい。
この記事をここまで読んでくれた殊勝な心がけを持たれている方々も、花沢さんと向き合ってみてほしい。
サザエさん識者の方々は
 
「花沢さんへさん付けをしないキャラクター」
「花沢さんへさん付けをするメカニズム」
 
などについてほどほどに教えて欲しい。
 
《完》