えのログ

人生五里霧中

ゆるグロ?『カガクチョップ』のススメ

Twitterでカガクチョップという漫画の話題を見たので読んでみた。

 

カガクチョップ(1) (メテオCOMICS)

カガクチョップ(1) (メテオCOMICS)

 

 

あらすじは以下の通り。
 

科学部部長の鈴園沙衣(すずぞの さい)は、周囲の迷惑を顧みず、好奇心の赴くままに日々変な実験や発明をしているちょっとマッドサイエンティスト気質な女の子。そんな沙衣を注意できるのは、クラス委員長である長倉 蓮(ながくら れん)だけ。だが蓮は、委員長キャラでありながら人と少しズレている(要するに「バカ」)ため、事態はいつも変な方向に行ってしまい……。

 

あらすじから予想できるように科学部を舞台に美少女たちがキャッキャウフフで、
実験してみるも毎回失敗ばかりでドタバタする漫画だった。
ゆるふわほのぼの美少女漫画が好きならオススメです。このブログを読んでくれている奇特なみんなも読みましょう。
ところでゑのき、新ジャンルだと『ほのぼの純愛』が好きなんですよね。
 
《完》
 
 
 
 
 
 
 
 
とんでもないものを読ませてくれたな。Twitterで普及していた人への恨み)
そんなわけで今日はカガクチョップの紹介記事である。キルミーベイベーは未履修なのでチャーリーブラウンは出てこない。

 

あらすじ通り、舞台は科学部だ。
全くカガクチョップに関係ないがえのきは小学生の時に「かがくクラブ」に入っていた。
当時PS2シーマン

小学生ゑのき「お話して」(シーマンは毎日会話を要求して会話する。スタートから経った日数に応じて話題が変わる)
シーマン「サークルとか入ってんのかお前」
小学生ゑのき「かがくクラブ」
シーマン「????? サークルとかは入った方が良いぞ」

などと話しかける哀しい小学生が爆誕したが、シーマンは小学生を対象とした受け答えが想定されていなかったらしく帰宅部あるいはサークル無所属人間と認識された。おのれシーマン

かがくクラブ時代は豆電球か何かをワニ型ケーブルで光らせる実験か電気パンを作る実験か何かの際、

「ワニ型ケーブルをめちゃくちゃ何重にもつなげたらめっちゃ光るのでは!?」

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と思い周りの席のワニ型ケーブルも使って何重にもつなげて接続したらショートして理科室のブレーカーが落ちた。
大惨事だった。速攻で教員にめちゃくちゃ叱られたことを思い出す。好奇心の賜物だったのになんて仕打ちだ。
「化学に失敗はつきものだクックック」と言い放つマッドサイエンティスト性がゑのきにあればもしかしたら現代のエジソンになれたかもしれない。実際は叱られてぐちゃぐちゃに泣いてたが。

話がズレた。

化学部で女の子たちが色々な新発明を実験するのだけど毎回うまくいかずトラブルが発生する、というのが毎回のテンプレート。
日常ゆるギャグ漫画かな?というような構成だが油断しちゃいけない。

「ほのぼの」「ブラックジョーク」「紙一重じゃなくてもグロでは?」

を高速反復横跳びする漫画、それがカガクチョップだ。

あなたがカガクチョップをコミックスで読むとする。
ページをめくっていくうちに正気と狂気の間を高速反復横とびが行われる。
なんとか踏みとどまろうとしているうちに自分が立っている場所が正気なのか狂気なのかわからなくなってくる。
そんな常識が知らないうちに歪められていく感覚を理解できるはずだ。

最初はたしかに「失敗失敗てへぺろ」みたいなノリで済まされている。
盛本さんというキャラクター登場してからがその境界が溶け始める。いや凍っているんだけど。

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盛本さん初登場からこれである。ひどい。
盛本(もるもと)さん、その名の通りモルモットである。
初回登場時から氷漬けで登場しており、手心を加える気配がかけらもない。
作中で死ぬスコアリストがあれば間違いなくトップ、それが盛元さんだ。
 
では生首がぶっ飛ぶ盛本さんが見れるぞ!全く見たくないな!無修正版が見たい人はリンクへ急げ!

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※死んでないです。

コミックスでカガクチョップを読み始める時、
「なんだ、思ったより大したことないな」
と思うだろう。
最初の話なんかはゆるいギャグ漫画だからだ。
ページをめくっていく、盛元さんの登場で「お、ブラックなネタもやるんだなー」となる。
ページをめくる、ゆるい話が来る、ページをめくる、ブラックな話がくる、ページをめくる、ゆるい略 ページをめくる、ブラック略 以下略
そんな繰り返しで常識は破壊される。

歯磨きマシンで顔面をめちゃくちゃにされる回や空気のブロックに頭をぶつけて大出血などシャレにならない自体もギャグのような空気で進行していく。
カガクチョップの中で人の命はあまりにも儚い。
読んでいるうちに
 
「これはギャグ……?」
 
となり、笑って良いのかショックを受ければいいのかわからなくなる。
全員死んだような回でも次の回では和気藹々ときている。コワイ!

そんな正気と狂気の綱渡り漫画、カガクチョップ。
皆さんいかがでしょうか……?
新しい扉、開いていきましょう?

comic-meteor.jp



《完》