えのログ

人生五里霧中

今更な紹介『鉄鍋のジャン!』のススメ

料理は勝負だ!

 
そんな信念の漫画、鉄鍋のジャンはみなさんご存知でしょうか。
1995〜2000年でチャンピオンで連載されていた料理漫画です。
えのきはこの料理漫画を小学生時代に読んで思いました。
「料理漫画ってこういうものなのか!」と……
 
でも実際そうではなかったようだったり、結構前の作品になっているので
ブログで紹介してみようかと思います。

 

舞台は東京銀座、『五番町飯店』、中華料理においては日本一を自負する高級中華料理店である。とある閉店後の夜、一人の少年が入店してきてウェイターの制止も無視し「炒飯を出せ」と要求する。炒飯は給仕されたものの、その出来栄えは彼にしてみれば日本一とは到底思えない、お粗末な物であった。炒飯の出来に不満を持った彼は厨房に上がり込み、炒飯を批判と共に打ち捨てると、コックコート姿になり自ら炒飯を作り出した。少年の名は秋山醤。『中華の覇王』の異名を持つ料理人、秋山階一郎の孫にして、彼自身も料理人である。「料理は勝負」の信念を持つ彼と、五番町霧子を含む様々な料理人との交流と戦いを描く。
 
あらすじはwikiより。
下の画像は主人公の秋山醬です。

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この圧倒的圧。顔が悪い。顔の通り性格も悪い。
「料理は勝負」ということを信念として持っているものだから勝つためならば全く手段を選ばない。
スープを作り、審査員からの点数を競うというオーソドックスな料理バトルに平然とマジックマッシュルームを仕込んで審査員全員依存させて大勝利!なんて展開をやったりします。

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料理漫画ってすげえ……!!
えのきは感動しました。普段パクパク食べている食事にこんな可能性があったなんて!
明らかに小学生時代に読んで良い漫画ではなかった気がしますが、
近年の作品だと『クロスアンジュ』だとか自分で最近見た作品だと『selector infected WIXOSS』のあきらっきーが好きだったりするので当時のえのきの精神構造に少なからず影響を与えたことが察せられます。

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徹底的に倒した敵をバカにする、そんな精神性が鉄鍋のジャンには溢れています。
優等生的な「みんなのために頑張るよ!」なキャラクターと対戦し、相手の料理の長所を自分の食事の特性で台無しにして大勝利して
「てめえの料理なんて誰も食べねえよヴァーカ!」みたいな振る舞いを平気でするジャンの勝ち汚さは必見です。
 
でも、そんな鉄鍋のジャンにも圧倒的ヒロイン力を誇るキャラクターが存在します。
ジャンのことを誰よりも理解し、誰よりもその料理の価値を認め、だからこそついジャンにつっかかってしまう。
そんなヒロインが……!!!

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そう、料理評論家の大谷日堂です!

彼こそはこの漫画のツインテールツンデレ美少女概念であり、この作品の見どころと言えるでしょう。
金さえもらえばまずいものでも褒め、美味しいものであっても徹底的にこき下ろすという精神性なのですが、なまじ"本当に美味しいもの"を見極める舌を持っているばかりにジャンの料理を美味しいと認めまくってしまったり、ジャンの出す料理の特殊なポイントを理解し解説できてしまいます。
とにかくジャンに突っ掛かり、ひどい目にあわせてやろうとするのですが、そのたびにジャンにひどいゲテモノ料理を食わされたり、美味しさにぐぬぬとなったりとその表情豊かさはもはや振り回される系ヒロインといっても良いでしょう。

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初登場からこれですからね。だいたいどんなキャラか理解してもらえたと思います。
とにかく全編通じてキャラが立っている料理漫画です。
そして主人公のジャンの祖父、階一郎の死に様は必見です。
料理をほぼ虐待のようなフルボッコ主義で指導し「料理は勝負だ!」という思想をジャンへと叩き込んだ張本人なのですが、晩年となり味覚がおかしくなったことを自覚し、自殺をします。
その死に様がこちら。
 

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cook or die!
 
すげえ!料理漫画って人が死ぬものなんだな!と小学生自体のえのきは思いました。結構死んでる作品はあるかもしれませんが、こうもロックな自殺はなかなか見た事がありません。
 
他にもジャンが勝つだけではなく、ちょくちょく負けたり、
そんな中でもジャンなりに料理を学び成長していく様が見どころだったりするのですが、そこらへんは読んでみていただければと思います。
 
料理は勝負! 
そんな熱い価値観での料理バトル漫画、鉄鍋のジャン
今更な作品ではありますが、なぜか近代麻雀でパラレルな漫画が連載されていたりという不思議な漫画です。
 
料理漫画読みてえけどなんかないかなって人は読んでみるのはいかがでしょうか?
 
《完》