えのログ

人生五里霧中

平成最後の夏の最高を実感するために朝マックの『ビッグブレックファストデラックス』を食べた話

 
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

夏への扉は全く関係ない。 

 

みなさん、平成最後の夏の最高を実感してますか?

えのきはしていませんでした、そう、今日までは。

 

夏と聞いて何を連想しますか?
 
海、川、田舎へ連れられていき過ごす日々、花火大会、スイカ割り、縁側で食べる冷えたスイカ……
まあ大体こんなところでしょう、人が夏で連想するポジティブイメージなんて。
 
ハンッ(鼻で笑う)
 
それで「平成最後の夏・・・」なんて言えます!?!?!?!?!?!?!?!?
いいですか、よく考えてください、えのログをわざわざ見てくれる人は高度の知性を持った人なのでわかるはずです、わかりますよね。
 
所詮ね、そんな夏のイメージは受動的なものでしかないんですよ!!!!!!!
いいか!!!!海に行った、川にいった、田舎にいった、スイカ食べにいって”ぼくのなつやすみ”とかいうのはなあ……
周囲に与えられた環境でしかないんですよ!!!!!!いいですか!!!!!!
 
平成最後の、とね、インターネットでおもちゃにされている枕詞をね、真に使いたいのなら、もうその受動的な姿勢は捨てるべきなんですよ。
歴史ってのはね、学ぶものじゃないーーーー作るものなんだ。
 
それでえのきはもうアラサー、アラサーなんですよ、それが悲しいことか素晴らしいことかは知らないですけど、あと普段は永遠の17歳なんですけど。
そんなえのきがですよ、そんな世間一般で”ぼくのなつやすみ”みたいな流布されている夏イメージをやって
「平成最後の夏、実感したぜ……」
とか言ってたとするじゃないですか。
 
だせぇ〜〜〜〜〜〜〜はぁ〜〜〜〜〜〜最弱じゃん。
 
ってなるでしょ。切り開かなきゃ、自分の道を。
『僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る』ですよ。
開拓者精神ですよ、フロンティアスピリットなき人生に生命なし!!!!!!!
 
だからマックにいったんですよ、朝マックに、平成最後の夏を感じに!!!!!!!
誰もマックに夏なんて感じていないんですよ。365日オールタイムマックはそこにあるんですよ、だけどね、夏のイメージもどうせだいたいそうなんですよ、海だって川だって、そこに存在しているんですよ、そう、信じろ、信じろ、信じるんだ。
だからね、夏のイメージなんて過去への憧憬なんですよ。
自分が最高にエンジョイしたといういつかあった夏への憧憬なんですよ、まあえのきは夏といえば引きこもってプレステとかスーファミのゲームしてましたけど、文句あるのか。
 
だから作るんですよ、夏のイメージを、マックに。
 えのきが80、90、100歳で死ぬ間際に
「ああ、あの時の平成最後の夏の終わりは、朝マックで開拓者精神を発露させたなあ……」
そんな風に思いたいじゃないですか。
そこで「えのきは人から植え付けられた”夏”を焦がれるだけで抜け殻みたいな20台以降だった……」
なんて思いたくないじゃないですか。
 
切り開こうよ、人生。
 
だからマックです。
日常の中の非日常、それが平成最後の夏を演出する。そう決めた。えのきが決めた。
 
朝マックなのは非日常だからです。
マックといえばハンバーガー、チーズバーガー、ビッグマック、そんなパブリックイメージと違う、夏祭りに普段ツンツンしているツインテール幼馴染が髪を下ろしてデコだして浴衣着て
「な、なによ、何か変だっていうの」
とか言って不意に見せる別角度からの魅力に思わず黙ってしまう、そして沈黙ーーあの緊張感、そんな非日常が朝マックにはある。まあそんな思い出ないんですけど。いやツイン照子はデコだしになってくれないんですよ、ツイン照子だから。悲しくなってきたな。つらい。
 
つまり、朝マックに非日常を見出さない人はきっともう毎日が戦場なんだと思う。
 
そういうわけでね、朝マックにいったんですよ。
これはもう真剣勝負なんですよ、えのきと朝マックとの。
平成最後の夏がどうなるかっていう年号をかけた戦いなんですよ。
 

 

起伏のない、夏への反逆だったんですよ。
 
それでチョイスする朝マックメニューなんですけどね、タイトルに戻るんですけど『ビッグブレックファストデラックス』なんですよ、
ビッグブレックファストデラックスーーハッシュドポテト/オムレツ/マフィン/ホットケーキ/飲み物Mサイズ=700円
エネルギー918キロカロリー……ゴキゲンな朝食どころではない暴力的な朝食。
 
おそらく常人では頼まないでしょう。えのきも普段頼もうとも思わなかった。700円って高いし……
でもね、そこに非日常があるんですよ。
だってこんなメニュー年収300兆億円の石油王が戯れに朝マックにきて「mmmm...では、これをいただこうか」
ってシチュエーション以外で注文されませんよ、きっと。
だから年収300兆億円になったつもりで頼むんですよ、ガワから入るんですよ、精神性ですよ、頼むんですよビッグブレックファストデラックスを!!
 
「び、ビッグブレックファストデラックスください……」
 
頼んだ。もうこの時の心意気は石油王だった。石油王のような態度じゃなくて思いっきり敬語で注文したけど。
思わず注文の時は声が震えましたね……普段朝マックで食べるものなんてソーセージマフィンのコンビぐらいだったので……
 

パンケーキは最初ありませんでした。
そうしてやってきたんですよ、パンケーキが。

 

ーーこれが、真のビッグブレックファストデラックスだ。
 
フォロワーに「教育費をギリギリまで削減されたアメリカの公立校の給食みたいだな……」って言われましたが、えのきもだいたい同じような印象でした。
 
でもね、食べなきゃ。
道を知っているのと、実際に歩むのは違うんですよ。
 
多くの人が「ビッグブレックファストデラックスとかいうのあるな」ってだけで人生を終えるんですよ。
死の間際に「俺はビッグブレックファストデラックスにすらチャレンジしなかったんだ……」
 って思いながら死ぬのと「俺はビッグブレックファストデラックスを食べた」って思って死ぬのどっちがいいですか?
人は死ぬよ必ず死ぬいつか俺も君も死ぬんだ、ですよ。
悔いは残したく、ないじゃないですか……食べたくなってきたでしょう?ビッグブレックファストデラックス(700円)……
 
そしてーー実食。
 

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……………………えのきはこの記事冒頭で言いました。
 
そんなえのきがですよ、そんな世間一般で”ぼくのなつやすみ”みたいな流布されている夏イメージをやって
「平成最後の夏、実感したぜ……」
とか言ってたとするじゃないですか。
 
だせぇ〜〜〜〜〜〜〜はぁ〜〜〜〜〜〜最弱じゃん。
 
ってなるでしょ。切り開かなきゃ、自分の道を。
 
切り開いた道が、必ずしも正しいとは限らない。
俗世間に迎合することも、幸せへの一歩だったのかもしれない……
 
そういうことです。
 
こうして平成最後の夏、えのきはまた一つ大人になった。
みなさんも、平成最後の夏を実感していってはいかがでしょうか。
えのきは普通に胃もたれして辛いので家でしばらく横になってました。
 
《完》