どうもこんにちは、えのきです。
2021年が終わるので今年やったあれこれについて振り返っておこうかなと。
読んだ小説とか
今年はやや新規で読む、ということが控えめだったなと。改めて読んだ記録に残っている本はこんな感じ。
加藤シゲアキ『オルタネート』
渡辺浩弐『令和元年のゲーム・キッズ』
斜線堂有紀『不純ぶんがく:先輩と私の不思議な物語』
宇佐美りん『推し、燃ゆ』
pha『夜のこと』
山崎ナオコーラ『美しい距離』
谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』
東浩紀『動物化するポストモダン』『ゲーム的リアリズムの誕生』
遠野遥『破局』
『庵野秀明パラノ・エヴァンゲリオン』『庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン』
舞城王太郎『ビッチマグネット』『畏れ入谷の彼女の柘榴』
ズュータン『妻がマルチ商法にハマって家庭崩壊した僕の話』
宮田眞砂『夢の国から目覚めても』
朝井リョウ『正欲』
立石真也、杉田俊介『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム――
下野新聞子どもの希望取材班『貧困の中の子ども』
加藤秀一『はじめてのジェンダー論』
松田青子『持続可能な魂の利用』
星野慎二『LGBTQを知っていますか?』
NHKスペシャル取材班『高校生ワーキングプア――「見えない貧困」の真実』
佐藤友哉『1000の小説とバッグベアード』
児玉雨子『誰にも奪われたくない/凸撃』
空木春宵『感応グラン=ギニョル』
澁谷智子『ヤングケアラー――介護を担う子ども・若者の現実』
他にも文芸誌買ってつまみ食い的に読んだって感じでした。やや読書ペースが落ちてしまったな〜というのが反省。読み返した本もあるので上に上げたのが全てじゃないとはいえ、もうちょっと新規で読む本増やさないと思考が凝り固まってしまうので少し来年は読書ペース上げたいですね。
特に印象に残った本は『推し、燃ゆ』『破局』『正欲』『畏れ入谷の彼女の柘榴』『誰にも奪われたくない/凸撃』『感応グラン=ギニョル』あたり。
『推し、燃ゆ』
これは文藝に乗ったタイミングで読んでいて「おもしろ〜い」となっていた本だったので芥川賞で個人的に納得のクオリティ。「推しが炎上した」という導入、という評判を聞いてキャッチーな話かと思いきや現代の『人間』が凝縮されているかのような文圧に飲まれてしまう。
現代のさまざまな歪みについて描き出しつつ、それらがメインのテーマになるわけでなく最終的に推しと自分の断絶、という人間の間の相互不理解の話に落とし込まれていく技量に震えてしまう。宇佐美りんは追っていきたいなぁと思った一冊。
ラジオでも話しました。
『破局』
推し、燃ゆを読んで「芥川賞面白いかも」って思って読んだんですが、これもめちゃくちゃに面白い。終始他人事のように自分のことを語る一人称で描かれる主人公の日常の歪さが凄まじい。常に判断基準が『自分』ではなく『社会』側に全てを委ねていて、一人称だというのにここまで登場人物の感情が伝わってこない小説はなかなかない。それだけ個人の語り、が死んだ一人称であるからこそ逆に個人が殺している感情であったり、捨ててきたものが垣間見えるあたりが読み応えがある。遠野遥は来年新作だったり別の小説の文庫が出るそうなので一月の読書に買ってみようかな。
『正欲』
朝井リョウ10周年の『スター』に続くもう一冊の『正欲』これが凄まじく夢中になって読んでしまった。
ジェンダーであったり、セクシャリティとか近年語られる『多様性』という言葉を取り巻くさまざまな個人の語り、断絶、かすかな希望、でもそれでも存在する現在の現実の限界、といったものが複数の登場人物の視点で描かれていて圧倒される。『多様性』という言葉からこぼれてしまうような人々の視点が一番読んでいて響くところがあった。
朝井リョウの小説は「その感覚わかるな〜」という視点の言語化だけでなく、読んでいる私自身と全く違う「この人とは分かり合えない・・・」と感じるような人の視点まで言語化されていて、ただの大枠な党派というよりも『個人の語り』として描かれているのがとても響く。(これも個人の語りという党派に回収されてしまうかもしれないが……)
人の割り切れない思い、気持ちみたいなところと向き合っている作家だと思う。
『恐れ入谷の彼女の柘榴』
うおおお舞城王太郎単行本! 新作書き下ろし付き!
もう舞城王太郎の文章は読んでいると孤独感が消えるというか、こういう視点で人との断絶や希望を描いてくれるという存在がこの世にある、ということが読んでいて励まされるところがある。
常に人の心や意志、選択、愛についての話を書き続けてくれている舞城王太郎は本当に良い。
時間をかけてじっくり自分の血肉にしていきたい一冊。
ラジオでも話しました。
『誰にも奪われたくない/凸撃』
この小説、本当にすごい!
作詞家の児玉雨子氏のデビュー小説、とのことですが話を描く『視点』の描き方が凄まじい。人間のどうしようもない弱さを描いていて、その弱さはただ被害者としてのものではなくて、時に加害者になってしまうどうしようもない、でも確かに現実に存在する『弱さ』が丁寧に描かれていて舌を巻いてしまう。
後味は良くない小説(というか私の印象に残ってる小説そういうのが多すぎるな……)ではあるのですが、そのザラっとした感覚こそ、現実に確かに存在するものでそれが無いものになるのでなくこうして物語として世の中に出ている、ということに私は救いを感じてしまう。新作が出るなら絶対読みたい。
『感応グラン=ギニョル』
出会えて良かった一冊、作家さんという感じ。Twitterのフォロワーさん布教しててくれてありがとう……
SF、怪奇、オカルトといった要素を使いつつも人の尊厳の話を徹底してやってくれていて、登場人物を超えて読者すら突き刺すような妥協しない目線が読んでいて痺れる。
空木春宵先生の小説はこれでどハマりしてしまい、新作が出るならとにかく読んでいきたい作家になりました。実際評判が良いようでハマった人間としては嬉しい限り。でももっと色々な人に読まれてほしい!
映画
とにかく真っ先に出てくるのは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』というか2021年はこの年でした。何回観に行ったのかもう覚えていないけどとにかく新劇場版の完結に立ち会えたということが嬉しかった。
ぼちぼちブルーレイの発売とか告知されてほしいな〜というところですがプライムビデオではとりあえず観れるので気長に待っています。
年始では『花束みたいな恋をした』が良かった……恋愛映画というカテゴリではありますが、序盤の意気投合するシーンとかは居心地悪いなかでたまたま気が合う人と出会えた時の喜びみたいな自分の体験が想起されたり、時間と共に人間関係が移り変わっていく様子など凄い好きだった。
『劇場版少女歌劇レヴュースタァライト』もとても良かったTV版で語り尽くせなかった要素を描きつつ、まさに劇場版というリッチな画面で『体験』としての試聴が印象的。刺激的かつテーマ的な面白みもあって凄い良い映画でした。
『閃光のハサウェイ』は正直想像以上に出来がよく、次回も見に行きたくなる魅力がありました。正直なところ閃光のハサウェイがアニメ映えするイメージがなかったんですが、ハサウェイの理想と現実で揺れ動く様であったりペーネロペーの不気味な存在感であったりと画面的にもシナリオ的にも見応えのあるものになっていて面白かったです。
『映画クレヨンシンちゃん 謎メキ!花の天カス学園』も超面白かったです。エリートポイントという評価システムなどかなり現代的な要素と汲み取れる事柄をシナリオの中核設定に組み込みつつ、最終的にしんのすけと風間くんの二人の関係にフォーカスされていく様がとても魅力的。ワクチン打つまで色々控えていたのもあって、観るのがギリギリになってしまったんですよね。配信とか円盤になったらもう一度観たいところ。
他だとラジオでも結構話してますね。
『CUBE一度入ったら最後』は酷かった……
『アイの歌声を聴かせて』『マリグナント凶暴な悪夢』あたりは結構印象的。
直近でブログでもかいた『マトリックスレザレクションズ』『劇場版呪術廻戦0』も良かった……
観にいった映画はだいぶ好きなものだらけ、といった感じでしたね。CUBE、お前以外な!!!!!!
シンエヴァ以外はだいぶ外出を抑えていたことがあってあまり映画の種類を見にいくことは出来ない年だったな〜とは思いますね。配信とかで観た映画とかも含めるともっと行くのですが観に行ったのはこんな感じですかね。コロナの様子次第ですが、来年は今年よりも色々観に行けるといいなぁ。
漫画
チェンソーマン第一部、進撃の巨人、ジョジョリオン、衛府の七忍とパッと思うつくあたりで印象的であったり話題作が完結したのもあり、エヴァ完結と合わせて時代の変化を感じた一年だったなぁと。
特に進撃の巨人はインパクトが大きかったです、一つの時代の終わり感があって。昨年?の一気読みキャンペーンでハマってしまってから追っていった感じでしたが、自分の現在の価値観と作風がフィットしたのもあり、今思うとちょうど良いタイミングでハマれた幸運があったなぁと。
チェンソーマンはアニメとか二部始まる前にもう一度読み返しておきたい。
ジョジョリオンはまだテーマ的な部分についての読み込みができていないなぁと感じるのでジョジョシリーズ全般読み返して改めて考えまとめたいですね。
呪術廻戦
呪術廻戦は禅院直哉の年でしたよ。ええ、禅院直哉の年でした。初登場からずっと私は禅院直哉に夢中、気持ち振り回されまくり、毎週死ぬかとハラハラ、そして退場直前の回想でイマジナリー直哉が砕け散る。禪院甚爾……禪院甚爾!!!!!!!!!!!!!!!(声にならない悲鳴)
NTRの気持ちになればいいのか未亡人の気分になればいいのかそもそも認識していた直哉が直哉イマジナリーだったということに泣けばいいのか、私は酒を飲んで呻くことしかできなかった……直哉がアニメに出たら私はどんな気持ちで直哉を見ればいいんだろう……ああ直哉、おお直哉、ええいああ直哉。
明日カノ
この漫画がすごい、えのき部門一位みたいな枠。読んでどハマりして毎週金曜日の更新に飛びつくようになってしまった。現在やっている『洗脳』篇もマジですごいので本当に素晴らしい漫画。
僕ヤバ
この漫画がすごい、えのき部門一位。すごい漫画はすごいので全て一位だが……?
山田の気持ちが読者目線でオープンになって「こういうことじゃない?」って推測する面白み、みたいなものが相対的に減ってからも「おお・・・!」と思わせるようなホームラン級の回が節目節目で入ってくるのが実力を感じさせる……市川京太郎という少年が山田との関係を通じて、どうやって自分の色々なコンプレックスを克服するか、人と関わる上での心の動きのようなものが白眉だな〜と改めて感じさせられることが多い漫画でした。
2021年、僕ヤバをご愛顧いただきありがとうございました。来年も引き続きお楽しみくださいね🙇♀️よいお年をお迎えください pic.twitter.com/KM7joZEU9T
— 桜井のりお@僕ヤバ⑥1/7発売ロ⑦発売中 (@lovely_pig328) 2021年12月31日
僕ヤバよぉ……
みなさん!この一年御愛顧の程ありがとうございました。読者の皆様、作品に関わってくださった皆様全てに感謝です。良いお年をお迎えくださいね…! pic.twitter.com/7PZ5F1Uofo
— 桜井のりお@僕ヤバ⑥1/7発売ロ⑦発売中 (@lovely_pig328) 2019年12月31日
山田の家ってことですか???????????
僕ヤバよぉ……
忍者と極道
今年一年はグラスチルドレン篇でしたが、そこに一切のダレを感じない毎回の牽引力。毎週先読みなのですが、労働がしんどい月曜日の楽しみの一つ。
既に取り返しのつかなくなってしまったグラスチルドレンにもそれぞれの人生、絆があり、忍者はそれ自体は否定しない、「だが殺す」という塩梅が絶妙。グラスチルドレンのそれぞれの救われなさ、といったものは悲痛ですが、現実の至る所に存在する救われなさで、それを描きながらも露悪に終わるんではなくて首相であったり忍者くんといった光があることを否定しない、走馬灯の夢の中ではグラスチルドレンという罪を犯した子供たちであっても救われることを否定しない、というのがとても好きでした。プリマとガムテが好きなんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やすお
かなり好きだった読み切り。この作家さんは少し前にもバズってた気がする。
もっとこの方の漫画読んでみたいな〜という感じです。
ルックバック
いや〜〜〜〜〜〜なんだかんだ今年の漫画の話題をあげると欠かせない存在だったな〜〜〜〜〜と。とにかく強烈な引力のある作品でした。藤本タツキの漫画力に震える。
色々な騒動に思うところはあるにせよ、文句なしに面白い、魅力的と感じた漫画でした。
同人女の感情
シーズン2が毎回楽しみにしていて、毎回勇気とか元気をもらえる作品だったな〜と。シーズン3も準備中のようだし楽しみです。
ブログも書いた。
ドラちん
世界一面白い漫画
ジャイアントお嬢様
世界一面白い漫画
いじヤバ
世界一面白い漫画
淫獄団地
世界一面白い漫画 私もリビドークロス欲しい。全てをめちゃくちゃにしたい。
コミックスで読んでいるのでだいぶ読んでから空いてしまっているのですが、青野くんの優しさと怖さ、どちらも現在の青野くんの側面として描かれていて読んでいて怖さ以上に優里ちゃんとの関係がどう着地するのか夢中になってしまう。
七巻の「でもわたし痛かった…」「痛かったの…」のくだりは泣いてしまう。優里ちゃんが青野くんと関係を深めて謎を解いていく中でどう自分自身を大切に思うか、そして二人の関係がどうなっていくのかと本当に惹かれる恋愛漫画。
邦キチ
なんか今年一気にギアが上がった感のある邦キチ。池ちゃんショックは記憶に新しい。
自分は邦キチは割と序盤から部長に好感を持っているが部長が「邦キチは邦画狂いだから……」とわかりやすい好意をスルーしていて今みたいになっているという認知で読んでいます。
邦キチ、「作品いじり」ではあってそこがある意味で危うさかなとも思うのですが『邦画=クソ=見る価値がない』という図式がかなり力を持っていたインターネットで邦画自体、ネットの人々が見下すような感覚でなく楽しんでみている人がいる、一つの見方、愛し方があるというのを示したのはエポックに感じている。
安野モヨコ作品(ハッピーマニア、後ハッピーマニア、働きマン、鼻下長紳士回顧録)
DMMのセールで購入、一気読み。
めちゃくちゃ面白い! 自分の人生を自分で模索していく様がどの作品でも描かれているように感じていて、そんな手探りながら力強く生きている登場人物の様に読んでいて夢中になるし元気が出る。後ハッピーマニアの続きが楽しみ。
鼻下長紳士回顧録での才能についての話はクリエイティブについて考えさせられる金言でした。
DMMのセールでこちらも一気読み。
めちゃくちゃすげえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! 終わってないとか細かなことは忘れて読む価値のある漫画だなと。
とにかく『人間』という感じの登場人物と理屈ではなくてその時その時はそう洗濯するしかなかったということの連続でこじれていったりする人間関係に夢中になってしまう。命を削るような勢いを感じる作品で、最新のあたりの展開はある意味これ以上続けていたら作品に殺されていたんじゃないかと思うぐらい鬼気迫る力があった。
また自分がどこに惹かれたのか考えるためにじっくり読み返したいな。
BLEACH
獄頣鳴鳴篇で一気に眠っていた感情が開かれて読み返しまくってしまう。千年血戦篇のアニメ化楽しみ〜〜〜〜〜〜
とくにある日々
『雑な生活』がとても良かったのでこうして似たようなゆるいノリ、かつ独特のテンポ、視点で描かれる日常がとても良い。コミックは買うつもり。
他にもいっぱいある気がするんですがだいぶ長くなってしまったのでこの辺で。
来年はもっとその時その時で面白いと思った漫画記録しておかないとダメだな〜と思う。
Vtuber熱が再熱してぽこピーにハマる。
今年は結構仕事が忙しく、メンタルがしんどいことになっていたのですがそんな中ダラダラとyoutubeを見ていた時におめシスを見ているうちにコラボで出ていたぽこピーも見るようになりどハマりしてしまう。
ぽんぽこちゃんねるでの日々の動画の面白み、というのもあるのですが着ぐるみ、パペットといった表現の姿勢を拡張しつつ様々な試みをしている様、ピーナッツくんの音楽活動など「次はどんな表現をしてくれるんだろう」という追う面白み、みたいなものを感じた半年?ほどでした。
朝起きてまずチェックするのがTwitterでなくyoutubeになったのはネット依存は治ってないけどメンタルの健康的にはよかったかもしれない。
ぽこピー関係のブログ、来年も書きたいですね。
机周りの環境改善をやり始めてガジェットにハマり始める。
かなり今年一年で特に変わった要素な気がします。
リモートワークからの連鎖的な影響かもしれない。この一年で文章書いたりとか作業全般だいぶ家でやるようになったのは時流的にもいい変化だったかもしれません。副次的な要素として机周りを気にすることで部屋自体を片付けるようになった。
この調子で生活をいい感じに改善して趣味方面の生産性を上げていきたいですね。
買って良かったものの記事はこちら。
来年も多分物欲を動かしていきます。
というか椅子を改善したい。机も。
創作関係
小説では『溝口君シリーズ』は継続して書けたとこではあるんですが、箱庭が完全にストップしまっているのが本当に後悔。
ある程度各シーズンで小説を書く、という行為は出来たのですが百合文芸3と溝口君で満足した感じがあったのが反省。
とはいえ溝口君シリーズが今年に入って90本ぐらい。
百合文芸3で短編一本
カクヨム自主企画で一本
メルカリ企画で掌編一本。(どこにあるか見つけられなかった)
逆噴射大賞で二本。
うーんこうして見ると書いてはいるものの、ある程度長い話を全然書けていないですね。来年は数万字の短編をいくつか、長編も一つは書きつつ掌編もコンスタントにあげていくみたいな感じで取り組んでいきたい。文章自体は結構書いていた一年な気がするんですが、現在の自分の枠を超える取り組みという意味だと前半戦しかチャレンジできていない一年だったなぁというところ。
二次創作ではエヴァで二本。
来年も何か気が向いたら二次創作も書こうかなという感じです。
ラジオはじよらじ15回(ゲーム実況含むと20回以上はできたかな)ほど。はとのき19回ほど更新。
結構いいペースで出来たかな〜と。じよらじはある程度おたよりもいただけていい感じに話題が循環出来ている感じがあるので今年でだいぶ良いリズムが作れたのかなと。
来年もこのペースは維持しつつ、面白いことを色々模索していきたい。
じよらじは今日、年末配信もしました。アーカイブもそのうち出てくるはず。
ブログは今年終盤から気合い入れて書こうと思い、以前よりは更新ペースを加速できたなと。
去年のドラマ版『岸辺露伴は動かない』の記事なんかは相互フォローの方だけじゃない、自分の界隈でない方々にも読んでいただけた感触があって書いて良かったなと。
来年も月4回程度はある程度きっちりテーマ決めた記事を書いていきたいですね。
カクヨムで読む方の話だと
うぉーけんさんの『颶風の愚者、螺鈿の裸者』の連載再開
下村アンダーソンさん『Bluecracy』
あたりが特に印象深いなと。
うぉーけんさんの文章の密度から通じてくる空気感、登場人物の心境のダイレクトにぶん殴ってくる力が凄まじい。何処かで最初から読み直したいなぁと思ってます。毎回毎回展開だけでなく文章による空気感、心情の流れで面白さを出してくる魅力にやられる。連載再開から以前以上に文章から迸るものを感じていて、夢中です。
いや〜本当好き。下村さんの作品は毎回読んでいて、下村さんのやりたいことの結晶のような感触を感じているのですが『Bluecracy』はそれまでの作品を作ってきていた自分という枠組みそのものを越えようとする意思を感じる文章でかなり序盤から惹きつけられるものがありました。同時に下村さんのこれまでの作品の中でだいぶ異色とご本人が言われているように、かなり特殊な作品でもあるなと。
こういう枠組みを越えようとすることが作品にも、書く姿勢にも感じられる作品は刺激を受けるんですよね。自分も自分の枠組みを超えるチャレンジを来年はやりたい。(百合文芸3はだいぶチャレンジできたんですが後半は自分の出来ることで面白いと思うことを書く感じになっていたので)
生活環境とか
引っ越したり、転職を試みるようになったりと色々変化はあったかなぁと。引っ越しをきっかけに色々と長年放置して溜め込んでいたものを断捨離できたり、部屋の環境を改善できたのでよかったです。
在宅勤務をするようになってお弁当習慣がぐだぐだになってしまったので来年はそこら辺も見直したい。
だいぶ自炊をサボってしまっていて、無駄な支出を増やしてしまっている気がするので支出を必要なものにちゃんと絞ってガジェットとかコンテンツに注力できるようにバランスを気をつけたいなと。
あと来年は手続きから逃げない年にしたいと思います。
つみたてNISAとかポイント活用とか色々……ここら辺は何かやったらまたブログに書きます。
これでもだいぶ絞って書いたんですが、だいぶ長くなってしまった……
来年も色々やっていきたいですね。
今年も一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。